マリノスとCFG

俊輔と哲の移籍が発表されてしまった。契約非更新となった小林、ガンバへ移籍するファビオに続き、これでレギュラークラスの選手の退団は4名となった。まだ去就が噂される選手も多く予断は許さない。

今回の騒動で明確な点は、過去の騒動のようにクラブ側が選手を切っているのではないということ。小林を除けば、最終的には選手側からクラブを去っている(あるいは、去ろうとしている)。
サラリーマンとは異なり身分が不安定なサッカー選手の移籍には様々な事情が存在するとはいえ、主力選手が一度にこれだけ移籍するのは何かしら共通の問題があると考えざるを得ない。

今回の騒動については、コールリーダーのひろあき氏が精力的に発信を行っているのでいくつか発言をピックアップしたい。おそらく、ひろあき氏はその立場上何かしらの情報を得ていると思われ、これらの発言から騒動の一端を垣間見ることができるはずだ。


2016/11/5 マリノスの終わりの始まり
http://hiroaki1024.pokebras.jp/e321434.html

このままではマリノスという名前だけで中身が完全にシティである。動いてるのもCFGの人間。ただの実験台に成り下がりクラブとしてのアイデンティティを失わない為にもマリノスが築いてきたやり方を取り入れてCFGの言いなりではダメってことを伝えないといけない。 

-中略

スポンサー企業各社からも長谷川社長に対してチームがマリノスアイデンティティを失いCFGの実験台に成り下がっているという点についてアプローチをお願いしたいです。社長のCFGとの関わり方が変わらない限りはこの状況は変わりません。


2016/11/21 今日の幕について
http://hiroaki1024.pokebras.jp/e321729.html

新聞報道では監督続投に批判の横断幕というフレーズが踊りましたが、幕のフレーズを見て頂ければ分かる通り私たちが主張したのはその結果に対してだけではありません。監督に関してはこの2年間でマリノスに残してくれたものに感謝をしています。

しかし、その去就が二転三転し最終的には親会社との調整で決まるという事はどうなの?ってとこです。新聞報道の通りであるならば、おそらく社長・統括部長を含むであろう現場が望んでいない人事が実行されるわけです。前回のブログに書いたとおり、マリノスマリノスの意思で監督すら決めれない状況というわけです。また、変化を恐れているとか否定しているのではなく、そのやり方に異議を唱えている点をご理解ください。

 

2016/11/22 twitterの発言
https://mobile.twitter.com/hiro_aki_tter2/status/801022065297887232

社長やアイザックがやばいなんて話は春から入ってきてるんですよ。いよいよまずいと思ってホーム最終戦から少しずつ事実を炙り出してる段階だと思ってます。


どうだろう。
ひろあき氏の発信は他にも様々あるものの、情報は具体性に欠けわからないことが多かった。「何を問題視しているのか」「誰と戦っているのか」といった指摘を受けることもあったようだ。

だが、「マリノスがCFGの言いなりになっている」という点について問題提起している点は一貫している。そこで、タイトルに上げた「マリノスとCFG」の関係についてこれから考察を行っていきたいと思う。

twitter2chなどを見る限り、諸々把握している人は多そうである。しかしまとまった情報が見つからないので、整理したいと思った次第だ。間違いがあったら是非ご指摘いただきたい。